【8月30日 AFP】第33回世界柔道選手権(World Judo Championships 2015)は29日、カザフスタンのアスタナ(Astana)で男子100キロ級が行われ、羽賀龍之介(Ryunosuke Haga)が決勝でドイツのカール・リヒャルト・フレイ(Karl-Richard Frey)に優勢勝ちし、金メダルを獲得した。

 日本勢は、個人戦の男女7階級で計6つの金メダルを獲得。30日の団体戦を前に、順位表のトップに立つと、フランスと韓国が金メダル2つで続いている。

 24歳の羽賀は、今大会で頭角を現した若手の一人で、来年のリオデジャネイロ五輪でも活躍が期待される。3年前のロンドン五輪で、日本勢は松本薫(Kaori Matsumoto)の獲得した金メダル1つにとどまるという辛酸をなめた。

 ベルギーのトマ・ニキフォロフ(Toma Nikiforov)と、ドイツのディミトリ・ペテルス(Dimitri Peters)が、銅メダルを獲得している。(c)AFP