【8月29日 AFP】米首都ワシントン(Washington D.C.)のスミソニアン国立動物園(Smithsonian National Zoo)で22日に生まれたジャイアントパンダの双子のうち、生き残った1匹は雄であることが判明した。動物園の関係者が28日、発表した。もう1匹は生まれてからわずか4日で死んでいた。

 生き残った赤ちゃんパンダの健康状態は良く、母親の「メイシャン(美香、Mei Xiang)」の注意を引こうと甲高い鳴き声を上げているという。

 また、メイシャンは同動物園の雄「ティアンティアン(甜甜、Tian Tian)」の精子と、中国・四川(Sichuan)省にあるパンダ保護研究基地の雄パンダの凍結精子で人工受精していたが、動物園の関係者によると、DNA鑑定の結果、赤ちゃんパンダの父親はティアンティアンであることが確認された。(c)AFP