【8月27日 AFP】サッカー日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ(Vahid Halilhodzic)監督は27日、2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)アジア2次予選のカンボジア戦とアフガニスタン戦に臨むメンバーを発表した。

 日本代表は9月3日にホームでカンボジアと、同8日には中立地のイランでアフガニスタンと対戦するが、チームはここ4試合勝利がなく、ハリルホジッチ監督は批判を浴びている。

 6月にホームで格下のシンガポールと0-0で引き分けた日本は、今月中国で開催された東アジアカップ(EAFF East Asian Cup 2015)では2分け1敗に終わった。 

 ハリルホジッチ監督は今回、ACミラン(AC Milan)の本田圭佑(Keisuke Honda)、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)の香川真司(Shinji Kagawa)を含む23人を招集した。

 記者会見に臨んだハリルホジッチ監督は、「本田と香川には決定的な働きをかなり期待している」とコメントした。

 また、サウサンプトン(Southampton FC)の吉田麻也(Maya Yoshida)、インテル(Inter Milan)の長友佑都(Yuto Nagatomo)も招集されており、日本は万全の体制で久しぶりの勝利を目指す。

 ハリルホジッチ監督は、「私のキャリアにおいて、4試合未勝利というのは初めてのことだ」と語っている。

「シンガポール戦終了後、たくさんのことを考えた。選手はクオリティーを示し、決定機を作った。守備も堅かった」

「もう言い訳はできない。われわれは勝たねばならない。ゴールを決めなければならない。われわれは全員を満足させるような試合をしなければならない」

 日本代表は2次予選でグループEに入っており、アフガニスタン、カンボジア、シンガポール、シリアと同組となっている。