【8月24日 AFP】第15回世界陸上北京大会(15th IAAF World Championships in Athletics Beijing)は24日、女子100メートル決勝が行われ、シェリー・アン・フレイザー・プライス(Shelly-Ann Fraser-Pryce、ジャマイカ)が史上初の大会3連覇を達成した。

 五輪でも2連覇を果たしているフレイザー・プライスは、緑色に染めたドレッドヘアをなびかせて10秒76を記録し、前夜の男子100メートルを制した同胞のウサイン・ボルト(Usain Bolt)に続く優勝を飾った。

 爆発的なスタートから飛び出したフレイザー・プライスは脅威にさらされることなく、完勝のレースを披露した。

 オランダのダフネ・シパーズ(Dafne Schippers)が10秒81で銀メダル、米国のトーリ・ボウイ(Tori Bowie)が10秒86で銅メダルを獲得した。

 小柄なフレイザー・プライスは、第14回世界陸上モスクワ大会(14th IAAF World Championships in Athletics Moscow)に続く100メートルと200メートルの短距離2冠を目指すことになる。(c)AFP