【8月24日 Relaxnews】アメリカン航空(American Airlines)は18日、米国とキューバ両国の関係改善を受け、ロサンゼルス(Los Angeles)とキューバの首都ハバナ(Havana)を週1回結ぶチャーター便を12月から就航させると発表した。

 長年にわたって敵対関係にあった両国で渡航制限が緩和されたのを受け、米格安航空会社(LCC)のジェットブルー航空(JetBlue Airways)は先月、ニューヨーク(New York)とハバナを結ぶ直行のチャーター便を就航させており、主要航空会社としてはアメリカン航空が2例目となる。

 同航空は1991年以降、主に在米キューバ人のために、フロリダ(Florida)州とキューバ各都市を結ぶチャーター便を運航しているが、今回のロサンゼルス─ハバナ線は、急増しているキューバ人以外の旅行者による利用を想定している。

 だが、ジェットブルーと同様、アメリカン航空のキューバ便にも依然として制限が適用されることになっており、航空券は航空会社からではなく、特別の許可を受けた旅行会社を通じて購入する必要がある。また、定期便の運航も従来通り禁止される。

 アメリカン航空の航空券は、これまでもフロリダ州とキューバ各都市を結ぶチャーター便の航空券販売を取り扱ってきた「キューバ・トラベル・サービス(Cuba Travel Services)」社を通して販売される予定だ。(c)Relaxnews/AFPBB News