【8月18日 AFP】国際的に認められたリビア暫定議会(政府)のアブドラ・シンニ(Abdullah Thinni)首相は、辞意を撤回した。首相報道官が17日、発表した。シンニ首相が辞任することで、同国の混迷が深まる恐れがあった。

「政府は通常通り機能しており、議会であらゆる質問に答える準備はできている」と、報道官はAFPの取材に対して答えた。

 シンニ首相は11日、テレビのインタビュー番組に生出演中、同首相の政権が管轄する地域の電力不足や治安悪化などに関して市民から厳しい質問攻めに遭い、辞意を表明していた。(c)AFP