【8月16日 AFP】(記事更新)テニス、ロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2015)は15日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第4シードの錦織圭(Kei Nishikori)は3-6、0-6で第2シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)に敗れた。

 これまで大会を2度制覇しているマレーは、24時間前の夜遅くに行われた試合でスタミナを使い切ってしまった様子の錦織を手玉に取り、約1時間で勝負を決めた。

 準々決勝でラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)に勝利していた錦織は、「確実に体は良い状態ではなかったです。ここまでやってくるのにある程度の数の試合をこなしていたので、今日プレーすることは簡単ではなかったです。ただ、良い一週間を過ごせたことは満足しています」とコメントしている。

 決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と対戦するマレーは、17日に発表される世界ランキングでそのジョコビッチに次ぐ2位に順位を上げる見込みとなっている。

 両者はこれまで直接対決で27回対戦しており、ジョコビッチがここ8試合で勝利を挙げるなどして19勝8敗でリードしている。(c)AFP