【8月13日 AFP】米人気俳優でコメディアンのビル・コスビー(Bill Cosby)氏が共演した女性らに性的暴行を繰り返していたとされる問題で、新たに3人の女性が12日、被害を告白した。

 米ロサンゼルス(Los Angeles)で開かれた記者会見で被害を訴えたのは、女優のエデン・タール(Eden Tirl)さんとリンダ・リッジウェイ・ホワイトディア(Linda Ridgeway Whitedeer)さん、元客室乗務員のコリーン・ヒューズ(Colleen Hughes)さんの3人。

 コスビー氏は、1980年代にコメディー番組「ザ・コスビー・ショー(The Cosby Show)」で愛すべき医師を演じて人気を博し、アフリカ系アメリカ人のコメディアンの先駆的存在となった。しかし、これまでに40人以上の女性が、同氏から性的暴行を受けたと訴えている。

 タールさんは「ザ・コスビー・ショー」収録中に、ホワイトディアさんは仕事の面接中に、ヒューズさんは機内で会ったコスビー氏に誘われビバリーヒルズ(Beverly Hills)のホテルで昼食を取った後に、それぞれ被害に遭ったとしている。ホワイトディアさんはオーラルセックスを強要されたと述べている。(c)AFP