【8月13日 AFP】中央アフリカ共和国に派遣された国連(UN)の平和維持活動(PKO)要員が、少女に性的暴行を加えたとの疑惑が浮上したことを受け、潘基文(パン・キムン、Ban Ki-Moon)国連事務総長は12日、同国へのPKO部隊の責任者を更迭したと発表した。

 国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)は11日、国連中央アフリカ多面的統合安定化ミッション(MINUSCA)の平和維持部隊に属する兵士が先週、12歳の少女に性的暴行を加えたと発表。同部隊をめぐっては数か月前にも、モロッコとブルンジ出身の要員に対する同様の疑惑が浮上していた。

 潘事務総長はこれを受け、翌日に米ニューヨーク(New York)の国連本部で記者団に対し、中央アフリカPKO部隊の責任者、セネガルのババカル・ガイエ(Babacar Gaye)氏(64)が潘事務総長の要請で辞表を提出したと語った。

 フランス政府はこれとは別に、中央アフリカのサンガリス(Sangaris)作戦に参加した兵士10人以上が、2013年に食料と引き換えに子どもに性的虐待を加えたとの疑惑を調査している。

 潘事務総長は、「国連の部隊によって何年にもわたって性的搾取と虐待が行われたという報告が相次いでいることに、筆舌に尽くしがたい苦悩と怒り、恥辱を覚える」と述べた。(c)AFP/Carole LANDRY