【8月13日 AFP】アカデミー賞(Academy Awards)作品賞などを受賞した2011年の仏サイレント映画『アーティスト(The Artist)』に出演し有名となった犬のアギー(Uggie)が、腫瘍のために安楽死させられた。芸能情報サイトTMZが伝えた。

 茶色と白のジャックラッセルのアギーは、フランス人俳優ジャン・デュジャルダン(Jean Dujardin)と共演した同映画で、芸達者な演技と愛らしい振る舞いを見せ、一躍人気者となった。TMZによると、前立腺腫瘍と診断され、先週、安楽死させられた。13歳だった。

 アギーは数多くの映画や広告に出演したが、最も良く知られているのは『アーティスト』だ。同映画では、カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)で、「パルム・ドッグ(Palm Dog)賞」を授賞した。(c)AFP