【8月11日 AFP】第22回世界バドミントン選手権大会(2015 TOTAL BWF World Championships)は10日、インドネシアのジャカルタ(Jakarta)で男子シングルス1回戦が行われ、大会第4シードの桃田賢斗(Kento Momota)は21-17、21-8でドイツのディーター・ドンケ(Dieter Domke)に快勝し、優勝が目標だと公言した。

 20歳の桃田は、2か月前にインドネシア・オープン(BCA Indonesia Open 2015)を制したのとまったく同じ会場で初戦を突破した。

 日本勢の期待を背負う桃田だが、インドネシア・オープンでの優勝が自分に自信を与え、世界選手権のタイトルを目指す上でも、重圧は感じていないと語った。

 ジャカルタでの目標を聞かれた桃田は、通訳を介して「チャンピオンになることです」と臆することなく答えた。

 しかし、自身の前には世界ランク1位のチェン龍(Long Chen、チェン・ロン、中国)、5度の世界選手権制覇を誇る林丹(Dan Lin、リン・ダン、中国)、そして強豪リー・チョンウェイ(Chong Wei Lee、マレーシア)らが立ちはだかる。またこの日の1回戦では、第6シードの周天成(Tien Chen Chou、チョウ・ティエンチェン、台湾)が敗退する波乱があった。

 混合ダブルス1回戦では、早川賢一(Kenichi Hayakawa)/松友美佐紀(Misaki Matsutomo)組がスウェーデンのペアに勝利して、2回戦に駒を進めた。(c)AFP/Nick Perry