【8月8日 AFP】第16回世界水泳選手権(16th FINA World Championships)は7日、ロシアのカザニ(Kazan)で競泳女子200メートル平泳ぎ決勝が行われ、渡部香生子(Kanako Watanabe)が2分21秒15で金メダルを獲得した。

 18歳の渡部は、米国のマイカ・ローレンス(Micah Lawrence)を1秒29差に抑え、200メートル個人メドレーの銀メダルに続き今大会二つ目のメダルを手にした。

 3位には2分22秒76を記録した中国のシ・セイリン(Shi Jinglin)、デンマークのリッケ・メラー・ペダーセン(Rikke Moller Pedersen)、スペインのジェシカ・ボル(Jessica Vall)の3選手が入り、銅メダルを獲得している。

 日本の女子陣は、7日に星奈津美(Natsumi Hoshi)が200メートルバタフライを制しており、2日連続の金メダル獲得となった。

 渡部は、「本当にうれしいです。かなり驚いてます。最初を抑えて、ラストの50メートルでスピードを上げました。接戦でタフなレースでしたけど、3人が銅メダルを取ったのもびっくりです」とコメントしている。(c)AFP