【8月3日 AFP】第16回世界水泳選手権(16th FINA World Championships)は2日、ロシアのカザニ(Kazan)で競泳女子400メートル自由形決勝が行われ、10代ながら世界記録を3つ保持するケイティ・レデッキー(Katie Ledecky、米国)が連覇を果たした。

 レデッキーが決勝を制したことで、世界水泳で米国女子が獲得した金メダルの数は通算100個に到達している。

 400メートルと800メートル、1500メートルの世界記録を保持している18歳のレデッキーは、前半からライバルに差をつけると、3分59秒13のタイムで大会新記録を樹立した。

 3秒89差の2位にはオランダのシャロン・ファン・ロウエンダール(Sharon van Rouwendaal)が入り、オーストラリアのジェシカ・アッシュウッド(Jessica Ashwood)が3位で銅メダルを獲得した。

 15歳のときに出場した2012年のロンドン五輪でレデッキーは400メートル、800メートル、1500メートルのタイトルを獲得しており、2013年の前回大会では4×200メートルリレーを含む4冠を達成している。

 レデッキーはまた、スペインのバルセロナ(Barcelona)で行われた前回大会の800メートルと1500メートルで世界新記録を樹立し、昨年8月のパンパシフィック水泳選手権(Pan Pacific Swimming Championships 2014)では400メートルの世界記録を更新した。(c)AFP