【8月2日 AFP】サッカー親善試合のロベール・ルイ・ドレフュス(Robert Louis-Dreyfus Trophy)杯が1日、フランスのマルセイユ(Marseille)で行われ、ユベントス(Juventus)は0-2でオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)に敗れた。

 さらにユベントスは、このオフにレアル・マドリード(Real Madrid)から加入したサミ・ケディラ(Sami Khedira)が試合中に負傷した。ドイツ代表のケディラは、レアル時代の後半も度重なるけがに悩まされていた。

 現在28歳のケディラは、前半の半分を過ぎたあたりで負傷し、担架で運び出された。ケディラは痛みに顔をゆがめ、右の太ももを押さえていた。

 イタリアメディアは、ケディラが1か月ほど離脱する可能性を示唆している。その場合、1週間後に行われるラツィオ(SS Lazio)とのイタリア・スーパーカップ(Italian Super Cup)、23日のセリエAの新シーズン開幕戦には出場できないことになる。

 試合では、シュテファン・リヒトシュタイナー(Stephan Lichtsteiner)が判定への異議で前半終了間際に退場処分を受けており、マッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督率いるチームにとって、スタッド・ヴェロドローム(Stade Velodrome)での夜は散々なものとなった。

 対するマルセイユは、ロメーン・アレサンドリーニ(Romain Alessandrini)のクロスがそのままゴールへ入り、前半の終盤にリードを奪うと、アブデラジズ・バラダ(Abdelaziz Barrada)が追加点を挙げ、6万4000人以上の本拠地の観客の前で勝利を飾った。(c)AFP