【8月2日 AFP】サッカーフランス・スーパーカップ(Trophee des Champions 2015)は1日、カナダ・モントリオール(Montreal)で行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)が2-0でオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)に勝利し、今季初タイトルを獲得した。

 新シーズンの開幕を告げる恒例のスーパーカップで、PSGは序盤にセルジュ・オリエ(Serge Aurier)とエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)がゴールを奪い、リヨンをいきなり追い詰めると、後半にはマクシム・ゴナロン(Maxime Gonalons)が退場処分となり、難なく勝利を収めた。

 前人未到の国内3冠を達成し、昨季を申し分ない形で終えたPSGは、同じように新しいシーズンも好スタートを切り、引き続き各チームから追われる立場であることを改めて示している。

 一方、昨季のリーグ戦で2位に入り、今季もPSGの対抗馬の1番手と目されるリヨンだが、主力の数人を故障で、新星ナビル・フェキル(Nabil Fekir)を出場停止で欠いたため、ベストメンバーを送り出せず、勝ち目は薄かった。

 フランス・スーパーカップは7年連続でフランス国外で行われており、今回もカナダのフランス語圏、ケベック州最大の都市モントリオールのスタッド・サプート(Stade Saputo)には、熱狂的なファンが集まった。

 フランス・リーグ1の2015-16シーズンは、約1週間後に開幕。スーパーカップ3連覇を達成したPSGは8日に敵地でリール(Lille OSC)と、一方のリヨンは9日に本拠地でロリアン(FC Lorient)と開幕戦を行う。(c)AFP