【8月2日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、クイッケン・ローンズ・ナショナル(Quicken Loans National 2015)は1日、米バージニア(Virginia)州ゲーンズビル(Gainesville)のロバート・トレント・ジョーンズGC(Robert Trent Jones GC)で3日目が行われ、大会記録となる10アンダーをマークしたトロイ・メリット(Troy Merritt、米国)が、ケビン・チャッペル(Kevin Chappell、米国)と並ぶ通算14アンダーで首位タイに躍り出た。

 リッキー・ファウラー(Rickie Fowler、米国)が1打差で続くと、3日目にして崩れたタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)は優勝争いから脱落した。

 ダビド・リングメルト(David Lingmerth、スウェーデン)ら4人が通算12アンダーで4位タイにつけ、石川遼(Ryo Ishikawa)は、さらに1打差で前回覇者のジャスティン・ローズ(Justin Rose、イングランド)ら3人と並ぶ8位タイに後退した。

 世界ランク180位で29歳のメリットは、1番から5連続バーディーを記録すると、11バーディー1ボギーをマーク。

 最初のホールで約9メートルのバーディーパットを沈めたメリットは、さらに4つのバーディーを追加するも、6番でこれが途切れる。7番をタップインバーディーとしたメリットだが、8番で約1.7メートルのパーパットを外した。

 12番からの4連続バーディーで再び勢いに乗ったメリットは、17番で約3メートルのバーディーパットを沈め、10アンダーの61でホールアウトした。