【7月31日 AFP】「バレンシアガ(Balenciaga)」がクリエイティブ・ディレクターを務めるアレキサンダー・ワン(Alexander Wang)の退任を正式に認めた。

「バレンシアガ」と親会社の「ケリング(Kering)」は31日、「バレンシアガとアレキサンダー・ワンは、契約を更新しないことで合意しました。10月2日に開催される2016年春夏コレクションがアレキサンダー・ワンによる最後のコレクションとなります」と発表。また後任となるクリエイティブ・ディレクターは「しかるべき時期に」発表するとした。

「バレンシアガ」のイサベル・ギショー(Isabelle Guichot)CEOは、ブランドのスタイルや歴史、そして成長に対するワンの「重要な貢献」を褒め称えた。

ワンは「パリのクチュールメゾンで働けたことは、非常に素晴らしい経験でした」とコメントするとともに、「自分のブランドを次なる成長の段階へと引き上げることを楽しみにしています」と話した。

ワンは15年の在籍を経て退任した二コラ・ジェスキエール(Nicholas Ghesquiere)の後任として、2012年に「バレンシアガ」のクリエイティブ・ディレクターに就任していた。(c)AFP