【7月31日 AFP】女子ゴルフ米国ツアーメジャー第4戦、全英リコー女子オープン(RICOH Women's British Open 2015)は30日、スコットランド(Scotland)のターンベリー(Turnberry)で開幕し、金孝周(Hyo Joo Kim、キム・ヒョージュ、韓国)が7アンダーで単独首位発進した。

 天候に恵まれたこの日、20歳の金孝周はリディア・コー(Lydia Ko、ニュージーランド)とクリスティ・カー(Cristie Kerr、米国)をかわし、昨年9月のエビアン選手権(The Evian Championship 2014)以来となるメジャー制覇に向けて、好スタートを切った。

 エビアン選手権の初日、金孝周はメジャー史上最少スコアとなる1ラウンド61をたたき出した経験を持つが、この日も1イーグル5バーディーを記録し、立ち上がりの強さを見せつけた。

 449ヤード、パー5の14番で2打目をピンそば30センチ以内に寄せた金孝周は、「もう少しでアルバトロスだったのに」と興奮気味に同ホールを振り返った。

 午前6時40分のティーオフに合わせ、3時半にアラームをセットしたというコーは、何度かスヌーズ機能を使ったことを認めながらも、集中力を高めた状態でラウンドに臨めたようだ。

 出だしから好調だったコーは、2番から4連続バーディーを記録すると、7番、10番、14番でもバーディーを追加した。この日唯一のミスは、距離の短いパー3の6番でティーショットをバンカーに入れたことだけだった。