MLSオールスターズ、カカの活躍でトッテナムに勝利
このニュースをシェア
【7月30日 AFP】米メジャーリーグサッカー(MLS)は29日、米コロラド(Colorado)州コマースシティー(Commerce City)でトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)とのMLSオールスターゲーム(2015 MLS All-Star Game)を開催し、MLSオールスターズが2-1で勝利した。
MLSオールスターズはカカ(Kaka)が1得点1アシストの活躍を見せた。
MLSの実力者たちは、イングランド・プレミアリーグのクラブとの戦績をこれで5勝3敗とした。オールスターでは2005年から欧州各国のクラブとの対戦が組まれており、昨年のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)戦を2-1で制すなど、オールスターチームが通算成績を7勝4敗としている。
前半20分、元世界年間最優秀選手「バロンドール(Ballon d'Or)」のカカが、トッテナムのナセル・シャドリ(Nacer Chadli)のハンドにより獲得したPKを蹴り込み、MLSオールスターズが先制した。
すると、その3分後にはカカのクロスにニューヨーク・シティFC(New York City FC、NYCFC)に所属するダビド・ビジャ(David Villa)が合わせて追加点を決めた。
一方のトッテナムは、前日22歳の誕生日を迎えたハリー・ケイン(Harry Kane)が二度至近距離からのシュートを防がれていたものの、同37分に1点を返した。
昨季公式戦で31得点を挙げているケインは、マット・ベスラー(Matt Besler)の転倒に乗じてボールを奪うとゴールへ向かい、オマール・ゴンザレス(Omar Gonzalez)をけん制しながらペナルティーエリア手前からシュートを蹴り込み点差を縮めた。
ハーフタイムでMLSオールスターズは全選手を交代させると、トッテナムも多数の選手を代えた。また、後半途中には、トッテナムに所属する米国代表のデアンドレ・イェドリン(DeAndre Yedlin)がピッチに登場した。
トッテナムは終盤、ダニー・ローズ(Danny Rose)のクロスからそのイェドリンがヘディングシュートを放ったものの、GKダビード・オウステッド(David Ousted)がこれを防いだ。(c)AFP