【7月30日 AFP】第16回世界水泳選手権(16th FINA World Championships)は29日、ロシアのカザニ(Kazan)でシンクロナイズドスイミングのソロフリールーティン(FR)決勝が行われ、ロシアのナターリア・イシェンコ(Natalia Ishchenko)が優勝し、シンクロナイズドスイマーで史上最多となる主要大会通算21個目の金メダルを獲得した。

 29歳のイシェンコは、五輪で通算3個、2005年に初めてタイトルを手にした世界選手権では通算18個の金メダルを獲得している。

 出産を経て復帰したイシェンコは、97.2333点を記録し、中国の黄雪辰(Huang Xuechen)、スペインのオナ・カルボネール・バレステロ(Ona Carbonell Ballestero)を抑えて優勝した。

 黄雪辰は95.7000点で銀メダル、カルボネールは94.9000点で銅メダルとなり、乾友紀子(Yukiko Inui)は92.4333点で5位だった。(c)AFP