【7月29日 AFP】15MLBは28日、ボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)対シカゴ・ホワイトソックス(Chicago White Sox)の試合前に、レッドソックスの本拠地フェンウェイ・パーク(Fenway Park)でペドロ・マルティネス(Pedro Martinez)氏の野球殿堂(Baseball Hall of Fame)入り記念セレモニーが行われた。

 この日、レッドソックスではマルティネス氏の背番号「45」が永久欠番となった。

 マルティネス氏は、ドミニカ共和国出身の選手としては、1983年のフアン・マリシャル(Juan Marichal)氏以来となる殿堂入りを果たした。

 ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)、モントリオール・エクスポズ(Montreal Expos)、レッドソックス、フィラデルフィア・フィリーズ(Philadelphia Phillies)、ニューヨーク・メッツ(New York Mets)を渡り歩いたマルティネス氏は、18年間の現役生活で219勝100敗、防御率2.93の成績を残した。

 マルティネス氏は、1999年と2002年に20勝以上を挙げ、両年と1997年にサイ・ヤング賞(Cy Young Award)を獲得。特に1999年シーズンは23勝、防御率2.07、313奪三振でア・リーグの投手三冠を達成した。また、2004年にはレッドソックスのワールドシリーズ制覇にも貢献している。(c)AFP