【7月28日 AFP】米ニューヨーク(New York)州のアンドルー・クオモ(Andrew Cuomo)知事は27日、ジョー・バイデン(Joe Biden)米副大統領に「第三世界」に例えられたこともある同州のラガーディア空港(LaGuardia Airport)を全面的に建て替えると発表した。

 旅行関連サイト「The Guide to Sleeping in Airports(空港で眠るためのガイド)」は昨年、ラガーディア空港を世界で10番目にひどい空港として選び、保安検査の列や、くすんだ色調の内装、小汚い雰囲気、不親切な職員を理由に挙げていた。

 新しい空港は、高速道路のグランド・セントラル・パークウェイ(Grand Central Parkway)に183メートル近づくことになり、航空機の運航スペースが拡張され、いずれは鉄道網にも接続することになる。建て替えは官民共同事業として、40億ドル(約4940億円)を投じて行われる。着工予定は2016年上半期。(c)AFP