【7月23日 AFP】フィリピンのプロボクサー、マニー・パッキャオ(Manny Pacquiao)は22日、2019年のFIBAバスケットボール・ワールドカップ(FIBA Basketball World Cup)の母国開催を目指し、招致活動を行うと明かした。

 2019年大会の開催地は、8月に東京で発表される予定となっている。

 パッキャオは、「2019年のワールドカップ開催招致のため、フィリピンの代表団とともに東京へ行く」と声明を発表している。フィリピンは、中国とともに開催国の権利を争っている。

 8階級制覇を達成し、ボクシングでの全世界的な栄光を手にしているパッキャオは、熱心なバスケットボールのファンでもある。昨年にはレベルの高いフィリピンのプロバスケットリーグの新規参入チームの選手兼コーチとして契約し、物議を醸した。しかしながら、身長169センチのパッキャオはコートの上では迫力を欠き、観客席から声援を受けながらも、各試合での出場は数分にとどまっている。

 ボクシングで得た名声を利用し、コマーシャルなどにも出演しているパッキャオは政界にも進出し、国会議員を務めている。

 バスケットボールの盛んなフィリピンは、昨年行われたワールドカップ(FIBA Basketball World Cup 2014)に出場し、21位だった。(c)AFP