【7月19日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)は18日、クラブの会長選を実施し、前会長のジョゼップ・マリア・バルトメウ(Josep Maria Bartomeu)氏がホアン・ラポルタ(Joan Laporta)元会長らを破り、再選を果たした。

 52歳のバルトメウ氏は、全体の54.63パーセントにあたる2万5823票を獲得し、1万5615票(33.03パーセント)のラポルタ氏を上回った。

 そのほかの候補者では、実業家のアウグスティ・ベネディート(Agusti Benedito)氏が3386票(7.16パーセント)、弁護士のトニ・フレイシャ(Toni Freixa)氏が1750票(3.70パーセント)だった。

 現地時間の午前9時から始まった今回の会長選では、合計4万7720票が投じられた。これは2010年の5万7088票、2003年の5万1618票に次ぐ、クラブ史上3番目に多い数となった。

 バルトメウ会長の任期は6年。同氏はサンドロ・ロセール(Sandro Rosell)会長の後を継ぎ、2014年1月から会長の座に就いていた。

 バルセロナや同じリーグのライバルであるレアル・マドリード(Real Madrid)は、欧州の強豪クラブと違い、会員がクラブを運営する形態を採用している。バルセロナの会員数は15万人以上で、そのうち今回の投票権を持っていたのは約11万人とされている。

 会長選は本来、6年に1回のペースで開催されるが、今回の会長選はルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督と大黒柱リオネル・メッシ(Lionel Messi)の亀裂が最も深まっていたとされる今年1月に、1年前倒しで実施されることが決定していた。

 それでも、バルセロナは最終的にスペイン1部リーグ、スペイン国王杯(Copa del Rey)、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)の3冠という偉業を達成した。

 そしてピッチ外でも、クラブ最高記録となる6億800万ユーロ(約820億円)の収入を上げる成果を出していたため、対抗馬のラポルタ氏に対し、クラブを復権に導いたバルトメウ氏が優勢との見方がされていた。

 バルトメウ氏は自身の投票を終えたあと、「われわれはナンバーワンの座を守らなくてはならない。そのためには、これからの6年が非常に重要となる」と語っている。