【7月9日 AFP】ブラジルで、腹痛を覚え我慢できずにトイレに入った女性がそのまま便器で男児を出産した。女性は自分が妊娠していることを知らなかったという。地元紙ジア(O Dia)が8日、報じた。

 同紙によれば、20歳のこの女性は、ブラジルの首都ブラジリア(Brasilia)から約130キロのクリスタリーナ(Cristalina)で、腹痛により医療機関を訪れたが、医師は特に異常には気付かなかったという。

 女性はそのまま帰宅したが、数時間後、我慢できずにトイレに行き、そこで男児を出産した。

 ジア紙は、医師たちは今では、女性が実際は妊娠8か月くらいだったのだろうとの見方を示したと報じた。生まれた男児は体重2.3キロで、健康状態は良好だという。(c)AFP