【7月5日 AFP】5日に行われる女子サッカーW杯カナダ大会(FIFA Women's World Cup 2015)決勝の米国戦を翌日に控え、日本の佐々木則夫(Norio Sasaki)監督は、タイトルを手にするという思いに火をつけるために、4年前の様なモチベーションは必要ないと語った。

 バンクーバー(Vancouver)のBCプレイス・スタジアム(BC Place Stadium)で行われた会見で佐々木監督は、「2011年は未曽有の大震災があり、日本の皆さんにはW杯に特に興味を示していただいた。選手たちも一戦一戦勝ち上がっていく中で、元気や希望、勇気を与えることができました」と述べた。

「2011年は選手たちのモチベーションをコントロールするために色々した。しかし、今回はそういったことはしていない」

「2011年よりも精神な面でも強いチームができあがった。米国とやるというモチベーションは他国と違い、高い」

「米国と対戦することで、われわれが成長することができた。そういったチームといつも決勝で当たるという、なにか運命を感じる」

「多分、明日(5日)のスタジアムは米国の応援の方が多いのかな。しかし、それをパワーに変えられるチームになっている」

(c)AFP