【7月5日 AFP】米軍主導の有志連合は4日、イスラム過激派組織「イスラム国（IS）」の事実上の「首都」になっているシリアのラッカ（Raqa）で同日夜、16回の空爆を実施したと発表した。有志連合がシリアで実施した攻撃としては過去最大規模。

 有志連合の声明によると、ISの建造物や輸送ルートを破壊し、ラッカからシリア各地やイラク国内への兵力輸送能力に大きな打撃を与えたとしている。

 一方、英国を拠点とする非政府組織（NGO）「シリア人権監視団（Syrian Observatory for Human Rights）」は、シリアのアレッポ（Aleppo）西部の数か所で激しい衝突が起きたと伝えている。(c)AFP