【7月4日 AFP】米大リーグ(MLB)、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)のアレックス・ロドリゲス(Alex Rodriguez)が3日、通算3000本安打となった本塁打のボールを手にした。

 ロドリゲスは、この日行われたタンパベイ・レイズ(Tampa Bay Rays)戦を前に、この打球を捕ったファンのザック・ハンプル(Zack Hample)さんからボールを受け取った。

 6月19日に行われたデトロイト・タイガース(Detroit Tigers)戦で史上29人目となる3000本安打を本塁打で飾ったロドリゲスだったが、これまで30個の本塁打球を含む8000球以上を手にしてきたハンプルさんは当初、ボールを手渡すことはないとしていた。ハンプルさんはこれまでにファールボール、打球練習のボール、オウトオブプレーのボール、さらに選手がファンに向けて投げ入れたボールをキャッチしてきた。

 しかし、ハンプルさんは自身が支援する団体にヤンキースが15万ドル(約1850万円)を寄付する条件に応じ、ボールはロドリゲスに渡されることが決まった。この団体は、世界の恵まれない子供たちに野球道具を寄付しているという。(c)AFP