【7月3日 AFP】太陽エネルギーのみでの世界一周飛行に挑戦中の次世代ソーラー飛行機「ソーラー・インパルス2(Solar Impulse 2Si2)」が、日本から米ハワイ(Hawaii)へ向かう途中の太平洋上で、単独飛行時間の世界最長記録を塗り替えた。

 アンドレ・ボルシュベルク(Andre Borschberg)氏が操縦するソーラ・インパルス2は日本を離陸し既に4日以上飛行を続けており、飛行時間は104時間を超えた。これまでの世界記録は、2006年に米冒険家の故スティーブ・フォセット(Steve Fossett)氏が樹立した76時間45分だった。

 ソーラ・インパルス2は、日本時間3日午前11時までにハワイまでの航程の91%を消化し、最後の寒冷前線も越えたという。ハワイには現地時間3日朝(日本時間4日未明)に到着するとみられている。(c)AFP/Michael THURSTON