【7月3日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、グリーンブライヤー・クラシック(The Greenbrier Classic 2015)は2日、米ウェストバージニア(West Virginia)州ホワイトサルファースプリングズ(White Sulphur Springs)のジ・オールド・ホワイトTPC(The Old White TPC)で開幕し、タイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)が4アンダーの66をマークした。

 単独首位は、8アンダーをマークした米国のスコット・ラングレー(Scott Langley)となっている。

 しかし、この日の主役はメジャー通算14勝のウッズ。計7つのバーディーを奪い、初日の18ホールでは今シーズン最高となるスコアを記録したウッズは、第79回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2015)で2日目に69、3日目に68をマークし、最終的に17位タイに入った経験がある。

 ウッズは、マスターズ以降の大会で大きく失速し、第115回全米オープン選手権(2015 US Open Championship)では通算16オーバーという最悪の結果で予選落ちに終わっていた。

 元世界ランク1位のウッズは、現在世界ランク220位まで後退しているものの、「スコアには出ていないし、スイングにも表れていないかもしれないが、そこまでひどい状態ではなかった」と語っている。

「リズムと流れをつかめるかの問題で、今日はそれがはまった」

 2週間後に第144回全英オープン(The 144th Open Championship)開幕を控えるウッズは、10番からスタートし、12、15、16番でバーディーをマークすると、パー5の17番で1つスコアを落とした。

 パー4の2番で再びバーディーを奪ったウッズは、同じくパー4の6番でティーショットをラフに入れると、2打目でバンカーにつかまり、ダブルボギーをたたいた。

 それでも、7番からの上がり3ホールはバーディーで締めくくっている。

「あそこ(6番)でダボをたたいたのはまずかった」としたウッズだが、キャディーを務めるジョー・ラカバ(Joe LaCava)氏に対して、「僕らのプレーは1アンダーにはもったいないよ」と語っていたことを明かしている。(c)AFP