【7月2日 AFP】米ホワイトハウス(White House)は1日、一般見学者に内部見学ツアー中の写真撮影を禁じた規則を40年ぶりに廃止した。邸内には「撮影はご自由にどうぞ」と記された案内版が設置され、訪れた人々は内部を自由に撮影したり、セルフィー(自分撮り)を楽しんだりできるようになった。

 ミシェル・オバマ(Michelle Obama)大統領夫人が、インスタグラム(Instagram)の自身のアカウントでこの決定を発表。これまで掲げられていた「撮影禁止」の案内書きを破り捨てる様子を撮影した動画を投稿した。

 ただし、フラッシュ撮影や動画撮影、ストリーミング配信はこれまで通り禁止されている。

 国賓の公式夕食会が催される「ステート・ダイニングルーム(State Dining Room、大食堂)」で、見学客の男性は「ホワイトハウスに来たのは初めて。30枚は写真を撮って、何枚かはフェイスブック(Facebook)に投稿したよ」と語った。(c)AFP