【7月1日 AFP】紅茶の茶葉の栽培で名高いインド東部・西ベンガル州(West Bengal)のダージリン(Darjeeling)地方で6月30日夜から1日未明にかけて、豪雨による地滑りが発生し、少なくとも21人が死亡した。まだ多くの住民ががれきや土砂に埋もれている恐れがある。警察当局が1日、発表した。

 西ベンガル州のミリク(Mirik)とカリンポン(Kalimpong)、ダージリンでは、傾斜地に建てられた住宅が地滑りの直撃を受け、救助隊員が土砂を撤去して住民の捜索活動を行っている。

 ダージリン地区の警察幹部はAFPに、「これまでに収容された遺体はミリクで13人、カリンポンで5人、ダージリンで3人」と述べ、「カリンポンでは少なくとも15人が行方不明だ」と語った。(c)AFP