【7月1日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2015)は30日、女子シングルス1回戦が行われ、前回覇者として参戦する大会第2シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)は6-1、6-0でキキ・ベルテンス(Kiki Bertens、オランダ)を一蹴し、わずか35分で2回戦進出を決めた。

 世界ランク108位のベルテンスは、ウィンブルドンのためにオランダからやってきた両親の前で完敗を喫し、勝者のクビトバが「たった35分なんて。ご両親に謝らないと」と謝罪の言葉を口にする一幕もあった。

 2011年と昨年大会を制しているクビトバは、次戦で奈良くるみ(Kurumi Nara)と対戦する。

 つい先日まで体調を崩していたクビトバは、30度の高温の中で行われた試合に快勝し、「センターコートに戻れて最高です。皆さんが拍手してくれるのは素晴らしい感覚ですね」とコメントしている。(c)AFP