【6月29日 AFP】ナイジェリアで誘拐されたアルゼンチン人農学者が、サッカーアルゼンチン代表のリオネル・メッシ(Lionel Messi)の名前を口にしたおかげで、解放されたと明かした。

 24日にナイジェリア中部で武装集団に誘拐されたサンティアゴ・メネンデス(Santiago Menendez)さんは、その2日後に解放された後、「メッシに感謝だ。彼の名前が私を救った」と兄弟に明かしたと、アルゼンチン紙クラリン(Clarin)が28日、伝えた。

 ナイジェリア製粉(Flour Mills of Nigeria)の二つの農園を経営する28歳のメネンデスさんは、誘拐犯と心の通った関係を築くため、「メッシ、メッシ、メッシ」と叫んだと語った。誘拐犯はその後、身代金を受け取ってメネンデスさんを解放した。

 メッシはアルゼンチン代表としてチリで開催中のコパ・アメリカ(2015 Copa America)に出場している。(c)AFP