【6月29日 AFP】陸上、全米選手権(2015 USA Outdoor Track & Field Championships)は28日、米オレゴン(Oregon)州ユージーン(Eugene)で行われ、男子200メートルでジャスティン・ガトリン(Justin Gatlin)が19秒57で優勝を飾り、第15回世界陸上北京大会(15th IAAF World Championships in Athletics Beijing)の出場権を獲得した。

 曲走路の出口でトップに立ったガトリンはそのまま逃げ切り、今季世界最高記録で自己ベストを更新した。ガトリンは、今大会が行われたヘイワード・フィールド(Hayward Field)で5月に行われたダイヤモンドリーグ2015(IAAF Diamond League 2015)第3戦でも19秒68と自己記録を更新していた。

 100メートルでも今季世界最高を記録しているガトリンは「良いスタートが切れた。曲走路で攻めて最高の150を走ることができた。今まで走った200メートルで技術的に最も良かった」とコメントしている。

 8月に行われる世界陸上で100メートルも出場も決まっているガトリンは、両種目でジャマイカのウサイン・ボルト(Usain Bolt)に挑戦することになる。

 追い風0.4メートルの中行われたレースで、ガトリンの練習パートナーを務めるアイザイア・ヤング(Isiah Young)が19秒93で2位に、ウォレス・ スピアーモン(Wallace Spearmon)が20秒10で3位に入った。(c)AFP