警察ヘリのわいせつ会話、拡声器で街中に筒抜け カナダ
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【6月24日 AFP】カナダ中部マニトバ(Manitoba)州ウィニペグ(Winnipeg)で22日夜、ヘリコプターで市上空を巡回中だった警察官らが、誤ってわいせつな会話を拡声器で放送し、地上の住民らを驚かせる出来事があった。
警察の発表によれば、同日午後9時半ごろ、警官らが「ヘリコプターの拡声器をうっかり起動してしまった」という。ウィニペグの住民はすぐにツイッター(Twitter)でこの警官らをネタにし、この出来事は周辺のソーシャルメディアユーザーの間でたちまち話題になった。
自宅の裏庭でのんびりと夜を過ごしていたところ、空から聞こえてくる会話を耳にしたという女性はツイッターに「ウィニペグのヘリは、彼らのオーラルセックスの話をウェストエンド(West End、同市の住宅地)中が聞いていることを知っているのかしら」と投稿。またある男性は、頭上を飛んでいくヘリコプターから「毛深すぎる」という言葉だけが聞こえてきて困惑したという。
搭乗していた警官らは当初、ヘリコプターのエンジン音とプロペラ音がうるさく、自分たちの会話が筒抜けになっていることに全く気付かなかったが、最終的にこれに気付いてスピーカーをオフにした。
ウィニペグ市警幹部は23日の記者会見で、「会話の一部内容が不適切だった」と述べ、ヘリコプターに乗っていた警官らに代わって謝罪した。(c)AFP