【6月23日 Relaxnews】今年の夏、財布にやさしい旅をしたいなら、ぜひベトナムのハノイ(Hanoi)へ――。世界最大級の旅行サイト「トリップアドバイザー(TripAdvisor)」は、最も手頃な価格で行かれる海外旅行先をランキング化した年次報告書「TripIndex 旅行者のための物価指数」を発表した。

 予算に応じた夏休みの旅行計画の参考にと作成されているTripIndexでは、世界60か所の主要観光都市で3泊した場合の平均滞在費を算出している。滞在費には宿泊費のほか、観光スポットの入場料、周遊タクシー代、昼食と夕食の費用などが含まれている。

 今年はハノイに加え、タイ・バンコク(Bangkok)、マレーシア・クアラルンプール(Kuala Lumpur)、フィリピン・マニラ(Manila)がトップ10にランクインし、東南アジアが世界的にも最も手頃な旅行先となっていることが示された。

 東南アジアの都市の滞在費は一般的に、米都市で最も物価の安いダラス(Dallas)より平均28%(320ドル、約4万円)低く抑えられる。

 中でもハノイは、3泊した場合の平均滞在費がカップル旅行なら約732ドル(約9万円)、1人旅なら366ドル(約4万5000円)で済む。夕食費はカップルで平均45ドル(約5600円)、4つ星ホテルの平均宿泊料金は1泊87ドル(約1万円)だ。

 トリップアドバイザーによる「この夏、世界で最も手頃な旅行先トップ10」は、以下のとおり。

1. ハノイ、ベトナム
2. ワルシャワ(Warsaw)、ポーランド
3. シャルムエルシェイク(Sharm el Sheikh)、エジプト
4. バンコク、タイ
5. ムンバイ(Mumbai)、インド
6. リスボン(Lisbon)、ポルトガル
7. クアラルンプール、マレーシア
8. マラケシュ(Marrakech)、モロッコ
9. マニラ、フィリピン
10. ベルリン(Berlin)、ドイツ

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