【6月20日 AFP】男子ゴルフ米国ツアーメジャー第2戦、第115回全米オープン選手権(2015 US Open Championship)は19日、ワシントン(Washington)州ユニバーシティープレース(University Place)にあるチェンバーズベイGC(Chambers Bay Golf Course)で2日目が行われ、ジェイソン・デイ(Jason Day、オーストラリア)が最終ホールで突然崩れるように倒れるアクシデントに見舞われた。

 17ホール目を終えて通算3アンダーとして上位につけていたデイは、パー3の9番でティーショットをグリーン下のバンカーに打ち込んだ後、フェアウェイ脇を歩いている時に突然倒れ、その場で治療を受けた。

 医療団の数分間の治療後にふらふらしながら立ち上がったデイは、バンカーショット後に2度パットを要し、ボギーでホールアウトした。

 その後、デイはグリーンの脇でさらに治療を受け、スコアカードに署名をするためカートでその場を後にした。

 デイの代理人を務めるバド・マーティン(Bud Martin)はその後、「ジェイソンは良性頭位目まい症と診断された」とし、医師の診察を受け、「楽な状態で休んでいる」と明かした。

「彼の状態は注意深く観察されており、週末も全米オープンで戦えるようになることを望んでいる」

 全米オープンで二度2位に入っているデイは、ここ数か月目まいに見舞われており、昨年も同様の症状で大会を棄権したこともあった。

 デイは通算2アンダーの9位タイで予選を通過している。(c)AFP