【6月13日 AFP】伝説のNBA選手マイケル・ジョーダン(Michael Jordan)氏は12日、米スポーツ用品大手ナイキ(Nike)が「エア・ジョーダン(Air Jordan)」を発表してから30年の節目を迎え、世界的なトレンドとなった同ブランドの発展を祝した。

 仏パリ(Paris)に集まった報道陣の前で、「われわれは30年前に素晴らしいことを成し遂げた」と語ったジョーダン氏は、2003年に現役を引退するまで、シカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)で6度のNBAファイナル制覇を経験した。レギュラーシーズン最優秀選手(MVP)には5度選出されており、史上最高の選手と評価を受けている。

 52歳のジョーダン氏は、引退後もナイキやスポーツ飲料ゲータレード(Gatorade)、ゲームスタジオの「2K Sports」などと広告契約を交わしており、米誌フォーブス(Forbes)によれば、現在も年間1億ドル(約120億円)の収入があるという。

 また、ジョーダン氏はシャーロット・ホーネッツ(Charlotte Hornets)の筆頭株主となっている。(c)AFP