【6月8日 Relaxnews】2015年、海外から最も多くの旅行客を集めるであろう都市は、英国の首都ロンドン(London)――クレジットカード大手マスターカード(MasterCard)は、世界132都市を対象に実施した調査をまとめた「世界渡航先ランキング(Global Destination Cities Index)」を発表した。ランキングによると、日帰り客を除く1882万人の旅行客が今年、ロンドンを訪れると予測されている。

 続く2位はタイの首都バンコク(Bangkok)で1824万人、3位は仏パリ(Paris)の1606万人。さらにアラブ首長国連合(UAE)のドバイ(Dubai)が1426万人で4位に、トルコ・イスタンブール(Istanbul)が1256万人の5位で続いた。調査対象となった132都市を訪れる旅行者数は、計3億8300万人に上ると予想されている。

 一方、アジア太平洋地域では、スリランカのコロンボ(Colombo)、中国・四川(Sichuan)省の省都である成都(Chengdu)に加えて大阪が、2009年から2015年の間で旅行者数が最も上昇した世界の上位4都市のうち3つを占めた。ちなみにUAEのアブダビは、大阪を抑えて第3位にランクインしている。(c)Relaxnews/AFPBB News