【6月5日 AFP】豪雨に伴う洪水に見舞われたガーナの首都アクラ(Accra)中心部のガソリンスタンドで3日夜に起きた爆発で、これまでに150人以上の死亡が確認された。当局者が5日、AFPに語った。

 地元住民の話によると、爆発が起きたとき、数日間にわたってアクラに降り続いていた豪雨を避けようと多数の人々がガソリンスタンドで雨宿りしていた。火災発生前、ガソリンスタンド周辺の道路の水の高さは膝まで到達していたといい、洪水による死者も多数出ている。

 火災は付近の住宅から延焼したとみられている。火の手はそばの薬局や複数の建物に一気に広がった。爆発音は首都各地で聞こえたという。また、現地のAFP記者によると、ガソリンスタンドに停車中だった大勢の乗客が乗ったバスが火災に巻き込まれ、炎上した。(c)AFP