判定勝ちのカーン、メイウェザーとの対戦呼びかける
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【5月30日 AFP】ボクシング、WBCウエルター級シルバータイトルマッチ12回戦が29日、ニューヨーク(New York)のバークレイズ・センター(Barclays Center)で行われ、アミール・カーン(Amir Khan、英国)が判定の末3-0(117-111、117-111、115-113)でクリス・アルギエリ(Chris Algieri、米国)を下した。
連勝を5に伸ばしたカーンは試合後、フロイド・メイウェザー・ジュニア(Floyd Mayweather Jr.、米国)とのタイトルマッチを呼びかけた。
敗れたアルギエリは、昨年11月にマニー・パッキャオ(Manny Pacquiao、フィリピン)に敗れたのに続き2連敗となり、通算戦績を20勝2敗とした。その試合で勝利したパッキャオは、今月初めメイウェザーとの「世紀の一戦」で敗北を喫している。
カーンはリング上で、「アミール・カーンはフロイド・メイウェザーとの対戦を求めている」と叫んだ。
「次はおれだ。おれはWBCのナンバーワン(の挑戦者)だ。彼は王者。さぁ、やろうじゃないか」
カーンは昨年5月にメイウェザーと対戦するものと思われていたが、メイウェザー陣営はマルコス・マイダナ(Marcos Maidana、アルゼンチン)との対戦を決断していた。(c)AFP