【5月29日 AFP】女子サッカー国際親善試合が28日、長野で行われ、日本は1-0でイタリアを下し、女子W杯(FIFA Women's World Cup)連覇に向けて好調を維持した。

 VfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)に所属するストライカーの大儀見優季(Yuki Ogimi)が、後半7分に均衡を破り、代表戦117試合で53得点目を決めた。

 佐々木則夫(Norio Sasaki)監督は、W杯へ向けて「簡単なことではないのは分かっているが、やるからには連覇を目指したい」とすると、トロフィーを再び掲げるためなら何でもやるつもりだと意気込んだ。

 前回のドイツ大会(FIFA Women's World Cup 2011)決勝で、米国を破り優勝を飾った日本は、今大会のシード国としてグループCに入り、スイス、カメルーン、エクアドルの3か国と対戦することになっている。

 なでしこジャパンは、昨年のAFC女子アジアカップ(2014 AFC Women's Asian Cup)で戴冠を果たしたほか、2012年のロンドン五輪でも銀メダルを獲得した実績を持つ。

 女子W杯は、来月6日に開幕する。(c)AFP