【5月28日 AFP】14-15NBAは27日、プレーオフのウエスタンカンファレンス決勝(7回戦制)が行われ、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)は104-90でヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)を下し、40年ぶりとなるNBAファイナル進出を決めた。

 今季、67勝15敗とレギュラーシーズンで最高成績を収めていたウォリアーズは、終盤にロケッツを突き放してシリーズ4勝目を挙げた。ファイナルでは、イースタンカンファレンスを制したレブロン・ジェームズ(LeBron James)擁するクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)と対戦する。

 1975年のファイナルでゴールデンステイト・ウォリアーズとして唯一のタイトルを獲得しているチームは、6月4日に行われるファイナル初戦で、ホームにキャバリアーズを迎え撃つ。

 今季レギュラーシーズン最優秀選手(MVP)に輝いたウォリアーズのステフェン・カリー(Stephen Curry)は、第4戦で激しく転倒して右肘にアームカバーを着用して試合に臨み、チームハイの26得点を記録した。

 ウォリアーズではハリソン・バーンズ(Harrison Barnes)が拮抗した展開を打破する中心人物となり、第4クオーターに4連続得点を決めると、チームは11得点を挙げる間の失点を2に抑えた。それまでは6点差となっていたものの、試合時間残り7分7秒とした時点で、ウォリアーズは87-72とリードを広げた。

 一方でウォリアーズの守備陣はロケッツのジェームス・ハーデン(James Harden)を苦しめ、フィールドゴールのシュート成功数を11本中2本に抑えこんだ。ハーデンは3度放った3ポイントシュートをすべて外すと、NBAのプレーオフ記録となる1試合16ターンオーバーを喫した。

 ロケッツがシリーズ敗退を免れた第4戦では45得点と活躍したハーデンだったが、この日は14得点を挙げるにとどまった。(c)AFP