【5月26日 AFP】ネパールでマグニチュード(M)7.8の大地震が起きてから1か月がたった25日、首都カトマンズ(Kathmandu)では倒壊した「ダラハラ塔(Dharahara Tower)」に数百人が集まり、犠牲者を追悼した。

 ダラハラ塔のがれきの周りでは、ネパール国歌がスピーカーで流された後、先月25日に地震が発生した午前11時56分になると、集まっていた人々が56秒間の黙とうをささげた。

 今月12日には2度目の地震が発生し、2つの地震によるネパールの犠牲者は8600人以上に上っている。現在も人々は避難を続け、食料や避難施設、飲料水などが不足している。また19世紀に建てられたダラハラ塔の他、国内の歴史遺産も壊滅的な被害を受けている。(c)AFP