【5月25日 AFP】インド当局は25日、同国で続く熱波により、南部2州でこれまでに430人以上が死亡したと発表した。一部地域では最高気温が50度に迫る酷暑が続いている。

 1週間で246人が死亡したアンドラプラデシュ(Andhra Pradesh)州では、労働者らに日中、長時間働かないよう呼びかけている。

 一方のテランガナ(Telangana)州では4月以降に188人が死亡したが、その大半は先週後半に犠牲となった。州の災害当局者はAFPに対し、同州での死者数は確認作業が続いているため今後さらに増えるだろうとの見解を示した。同州では最高気温が48~49度近くに達しており、近々天候が涼しくなる見込みはないという。(c)AFP