【5月18日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の支持団体は17日、ローマ皇帝の衣装をまとった威厳あるプーチン大統領の胸像を公開した。

 このブロンズ風の胸像は、プーチン大統領の出身地サンクトペテルブルク(Saint Petersburg)から約20キロ離れた、コサックの団体が所有する土地に建てられたもので、高さは約50センチ。胸当てを着け、ひだの寄ったトーガ(古代ローマの一枚布の外衣)を身に着けたプーチン大統領を表現している。彫刻家のパベル・グレシニコフ(Pavel Greshnikov)氏が、人工樹脂を使って制作した。

 サンクトペテルブルク郊外で活動するコサック団体の代表は、「クリミア半島をロシアに取り戻した征服者であり優れた指導者であるウラジーミル・プーチンの姿を永遠にとどめたかった」としている。コサックは、ロシア帝国の国境警備に当たった騎馬民族を祖先に持ち、ロシア政府に対する忠誠心が非常に高い。(c)AFP/Marina KORENEVA