【5月15日 AFP】14-15NBAは14日、プレーオフのイースタンカンファレンス準決勝(7回戦制)が行われ、クリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)は94-73でシカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)を退け、カンファレンス決勝の切符を手に入れた。

 レギュラーシーズンで4度の最優秀選手(MVP)に輝くレブロン・ジェームズ(LeBron James)は、シュートに精彩を欠きながらも15得点11アシスト9リバウンドを記録し、トリプルダブルまであと一歩に迫る活躍をみせた。

 キャバリアーズは、カイリー・アービング(Kyrie Irving)が第2クオーターに左膝を痛めて残りの時間はベンチへ下がったものの、スター選手以外の布陣がその穴を埋める奮起をみせ、ブルズとのシリーズを4勝2敗で締めくくった。

 NBAファイナル進出に向けて各チームが横一線状態とみられる中、キャバリアーズは2008-09シーズン以降、初めてカンファレンス決勝へ復帰を果たす。

 この日19得点のマシュー・デラベドバ(Matthew Dellavedova)が第4クオーターだけで11得点を稼ぎ、イマン・シャンパート(Iman Shumpert)が13得点7リバウンド、さらにJ・R・スミス(J.R. Smith)が12得点8リバウンドを記録したキャバリアーズは、故障者が続出する中でしばらく休養できることになった。

 20日から始まるイースタンカンファレンス決勝で、キャバリアーズはワシントン・ウィザーズ(Washington Wizards)とアトランタ・ホークス(Atlanta Hawks)の勝者と対戦する。

 決勝進出へ王手をかけているホークスは、15日に行われる第6戦でシリーズの決着を目指す。

 すでに右脚の張りを訴え、左膝の腱も痛めているアービングにとっては、この数日間は恵みの休養となる。

 アービングは、第2クオーターの残り9分47秒で左膝を痛めてベンチへ下がると、そのまま試合には戻らなかった。(c)AFP