【5月6日 AFP】英国のウィリアム王子（Prince William、32）は5日、公邸のケンジントン宮殿（Kensington Palace）で、妻のキャサリン妃（Catherine, Duchess of Cambridge、33）との間に生まれたシャーロット・エリザベス・ダイアナ王女（Princess Charlotte Elizabeth Diana）の出生届を記入の上署名した。父親の職業欄には「Prince of the United Kingdom（英王子）」、母親側には「Princess of the United Kingdom（英王女）」と書き込んだ。

 シャーロット王女の正式な称号を含むフルネームは「ケンブリッジ公女シャーロット・エリザベス・ダイアナ殿下（Her Royal Highness Princess Charlotte Elizabeth Diana of Cambridge）」で、王子夫妻にそれぞれ与えられている「ケンブリッジ公爵（Duke of Cambridge）」、「ケンブリッジ公爵夫人（Duchess of Cambridge）」という称号を引き継ぐ形となっている。

■エリザベス女王と初対面

 またこの日はエリザベス女王（Queen Elizabeth II）がケンジントン宮殿を訪れ、ひ孫に当たる生後3日のシャーロット王女と初対面した。王室関係者によると、女王は今月2日に王女誕生の知らせを受けた際、「とても喜んでいた」という。

 一方祖父母のチャールズ皇太子（Prince Charles）とカミラ夫人（Camilla, Duchess of Cornwall）は、誕生翌日の3日にはすでにシャーロット王女の元を訪れていた。キャサリン妃の両親、マイケル・ミドルトン（Michael Middleton）さんとキャロル（Carole Middleton）さん夫妻、そして妹のピッパ・ミドルトン（Pippa Middleton）さんも同じく3日に王女に会っている。(c)AFP