【5月3日 AFP】北朝鮮の朝鮮中央通信(Korean Central News AgencyKCNA)は3日、同国の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)第1書記が新設された「衛星管制総合指揮所」を視察し、北朝鮮を宇宙開発分野の大国にすることを目指してより活発に「人工衛星」を打ち上げていくと述べたと伝えた。

 視察の際、金第1書記は「(北朝鮮が)『宇宙開発大国』としてさらに輝く」よう、科学者らに一層の奮起を促したという。KCNAは、広さ1万3770平方メートルの管制施設が「各種衛星を継続的に打ち上げるための確固とした跳躍台になるだろう」と伝えている。

 同書記はさらに、朝鮮労働党が決めるタイミングと場所で、今後もより多くの人工衛星が宇宙へと打ち上げられることになるとし、一連の宇宙開発計画は北朝鮮の「正当な権利」だと話したという。(c)AFP